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【江尻良文の「ONでV9・世界の王でV9巨人超え」(10)】「巨人・星野新監督」はダミーだった 読売総帥・渡辺恒雄氏が描いた“王氏奪還”計画 (1/3ページ)

 読売グループの総帥・渡辺恒雄読売新聞グループ東京本社代表取締役主筆は、過去に王貞氏の巨人復帰工作を仕掛けたことがある。これは想像を絶する大胆なものだった。

 巨人の顔として選手、監督で活躍しながら、巨人を去った王氏。その後、ダイエー時代からソフトバンクでホークス監督を務めたが、その現職監督当時の王氏に対し、なんと渡辺氏は巨人復帰を直談判した。堀内政権2年目の2005年のシーズン中のことだった。

 世間的には巨人史上初の外様監督、星野監督の誕生なるかが注目されて、連日テレビのワイドショーまでもが大騒ぎとなっているときだった。「ONに次ぐカリスマは星野君だ」と、阪神を18年ぶりに優勝させた星野監督を北京五輪日本代表監督に強く推したのも渡辺氏だった。

 ところが、巨人・星野新監督はダミーのような形で、その裏ではソフトバンク・王監督に巨人復帰を要請していたというのだ。ホークス球団関係者に裏を取ると「間違いない」と認めた。

 ポスト堀内には、最終的に原監督が3年ぶりに復帰し、一件落着することになったのだが、王氏に直当たりで聞いてみたことがある。

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