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今季韓国MVP・ロハス争奪戦 阪神が巨人に勝てたわけ 「あそこまで選手に譲歩した契約形態を…阪神が丸呑み」 (1/2ページ)

 阪神が大補強の大トリとして、25日に獲得を発表したメル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国・KT。今季の韓国MVPに巨人も触手を伸ばすなか、いかにして争奪戦を制したのか。

 47本塁打、135打点で2冠王の両打ちスラッガーと、年俸250万ドル(約2億6000万円)の2年契約。親会社筋は「巨人との来季前哨戦に勝ったようなもの。それだけうちは本気ってことよ。来年は矢野監督の契約最終年。現場も今年以上に勝てる戦力をほしがっていた」と声を弾ませる。

 他球団の編成関係者も「提示した金額は巨人の方が上だったと聞く。打率2割8分、25発くらい見込める人材を、最後までデッドヒートで阪神が巨人から強奪できた。これまであまり例のない話だよ」と驚きを隠せず。

 一方でメジャー関係者は「あそこまで選手に譲歩した契約形態を巨人が飲めなかったということだろう」と受け止める。「2年目は選手側のオプション。要は『来季いい成績を残したらメジャーに行きます。ダメなら、もう1年保証してください。メジャーがコロナで財政的に危なくなった場合も同様』という条件を阪神が丸呑みした形」。

 巨人の補強交渉は、2軍落ちなしや出場機会の保証など選手寄りの付帯条項を認めない分、金額を上乗せするのが常道。そのせいで過去にも、マギーを巡る争奪戦で楽天に敗れたりしている。

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