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“背に腹を変えられぬ”自治体 プロ野球春季キャンプ延期に苦情殺到 「1週間遅れでも死活問題」無視できない経済効果 (2/2ページ)

 宮崎市では「観客の受け入れは感染拡大状況をみつつ、球団側との話し合いで決めたい」と含みを持たせる一方、那覇市では「決定ではないが、有観客で考えている。平日は3000人、休日は5000人がメド」と受け入れに積極的な印象だ。

 「仮にキャンプ開始を延期すれば、オープン戦の日程はすでに発表されており、宮崎や沖縄でのキャンプ期間は短縮になる。キャンプ地を訪れるファンや各球団が現地に落とすお金は大きい。2月の収入を当てこんで経営が成り立っている会社もある」と前出の関係者は裏事情を説明する。

 一方で、都市圏に比べて医療資源の乏しい宮崎や沖縄でも感染は拡大しており、地元関係者は「キャンプの中止や短縮は地元経済へのダメージが大きい。去年と比べても経済効果が半減することは覚悟しているが、ゼロになるよりはいい」と背に腹を変えられぬ切実さを訴える。

 期間だけでも通常通りを望む自治体側だが、NPB側の見解はあくまで「現時点では」という注釈付き。球界関係者は「来週にも延期についての話し合いがもたれる可能性は高い」とみる。キャンプイン直前までせめぎあいは続きそうだ。(片岡将)

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