記事詳細

【実況・小野塚康之 時代を超える名調子】縦断高校野球列島(6)宮城 時代の先端を行く仙台育英、髪形改革は“野球の楽しさ”伝える第一歩 「敵はコロナ」八方塞がりも選手に示した方向性 (1/4ページ)

 13日の福島県沖地震で被災された皆さまにお見舞い申し上げます。

 “大リーグヤンキースの田中将大が8年ぶりに楽天に帰ってきた!”今後、杜の都・仙台が野球界では日本の中心になるくらい注目を浴びそうだが、高校野球の宮城勢も平成年代以降は甲子園の中心を務めさまざまな部分で全国のリーダー的存在感を示している。

 その実力は折り紙付きでしばしば優勝候補に名前が挙がり、1989年以降のおよそ20年で4度の準優勝、しかも全て相手を土俵際まで追いつめている。決勝戦は、たどり着くまでに相当消耗し戦力が衰えたり、試合の流れや特別な雰囲気にのみ込まれればワンサイドに終わってしまうケースも少なくない。だが、宮城勢は強い。ファイナルを飾るにふさわしいゲームを展開し、負けてなお強しだ。“大旗の白川越え”を95%は実現している印象だ。

 夏は3回、1989年71回の右腕・大越基の仙台育英、2003年85回のダルビッシュの東北、2015年97回の右腕・佐藤世那の仙台育英、センバツは2001年73回の左腕・芳賀崇の仙台育英だ。やはり仙台育英の貢献度は大きい。

関連ニュース