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【田所龍一 虎番疾風録 Vol.90】「ジェシー」の愛称で愛された高見山、帰化の会見で「カンポーって何のこと?」 (1/2ページ)

 3月に現役を引退した大相撲の鶴竜親方(元横綱鶴竜)は、昨年12月に日本国籍を取得した。外国出身の歴代横綱で日本国籍を持つのは、米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)、現役の白鵬に次いで4人目となった。

 日本相撲協会では引退後、協会に「年寄」(親方)として残るためには「日本国籍が必要」と定めており、現在105家ある年寄名跡(通称年寄株)を取得する必要がある。

 さらに部屋を新設して「師匠」になるためには(1)横綱、大関(2)三役(関脇、小結)通算25場所以上(3)幕内通算60場所以上-いずれかの条件を満たしていなければいけない。

 相撲担当記者によると、横綱の場合は年寄名跡を襲名せずに引退しても、5年間は力士名のまま「親方」になれ、傑出した功績が認められれば、定年(65歳)まで力士名のまま親方となれる「一代年寄」(過去に大鵬、北の湖、貴乃花の3人)が授与される。

 白鵬も所属している宮城野部屋に、自らがスカウトした新弟子を入門させるなど、後進の育成に強い関心を示している。引退したあと独立して「白鵬部屋」の設立も視野に入っている。

 横綱以外でこれまでに帰化した主な力士は小錦、旭天鵬(友綱親方)、琴欧洲(鳴戸親方)。そして第1号が「ジェシー」の愛称で愛された高見山(元東関親方)である。

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