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【神谷光男 スポーツ随想】ゲス不倫・竜電とキャバ・朝乃山、処分内容で角界の不思議な“行司軍配” (1/2ページ)

 「うーむ、この子は…」と高田川親方(元関脇安芸乃島)が思わず息をのんだ。新弟子スカウトに山梨の中学柔道部を訪れた際、本命の生徒のほか「柔道部にもうひとり大きい子がいる」と校長が紹介したのが、後の竜電(30)だった。

 親方が現役時代、部屋の兄弟子として薫陶を受けた名大関初代貴ノ花を思わせる端正な顔立ち。「天命を感じた」という親方は、相撲には関心がなかった竜電を「男の中の男になれ」と口説き落とした。

 ただ、女性にはモテモテだった貴ノ花似だけに女性関係が心配のタネだったらしい。案の定…。幕内に定着した一昨年6月に5歳年上の元看護師と挙式したが、その前年からやはり年上のファンの女性と親密な仲になり、結婚後も逢瀬を繰り返し妊娠までさせていたという。

 日本相撲協会コンプライアンス委員会の調査によると、昨年3月12日から今年1月20日まで計25回、それもほとんど場所中に密会を重ねたというから驚く。協会の不要不急の外出自粛の通達もどこ吹く風だ。

 同じ高田川部屋の中学の1年後輩で、弟のように面倒を見ていた三段目力士、勝武士が新型コロナウイルスに感染し、昨年5月に死亡しているのに非常識もいいところ。中絶を迫り、最後は1500万円で関係の清算を持ちかけたというから、かなり悪質だ。

 今月27日の理事会では協会のコロナ対策ガイドラインに違反したとして、休場した夏場所を含め3場所出場停止処分を受けた。現在東前頭14枚目で幕下転落は必至。これも自業自得ではないか。

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