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楽天・田中将大“球宴ピンチ” ワクチン接種影響、副反応出ている模様

 楽天・田中将大投手(32)と浅村栄斗内野手(30)、日本ハム・近藤健介外野手(27)が16日の「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(メットライフドーム)を体調不良のため欠場した。

 楽天によれば田中将と浅村は15日に新型コロナウイルスの2度目のワクチン接種を受け、副反応が出ていると考えられるという。日本ハムによると近藤は副反応ではない。

 15日には田中将らを含む野球日本代表メンバーの一部がワクチン接種を受けた。感染症に詳しい専門家は「新型コロナのワクチンは上腕の筋肉に打つので、多くの人に痛みと腫れが出る。熱が出ることもありアスリートなら、翌日のパフォーマンスは下がってしまう。接種から1、2日間は休んだ方がいい」と指摘。セ・リーグ関係者は「球宴のファン投票結果と第1戦のスターティングメンバーが大きく違うのは、ワクチン接種の影響があるため」と話す。

 侍ジャパンの24選手中21人が参加する球宴の前日に接種日が設定されたことには球界内でも「なぜわざわざ前日にしたのか」と異論は多いが、14日まで公式戦が続いていたことに加えて、球宴後の19日には日本代表合宿が仙台で始まる。接種後の休養を確保する日程的な余裕はなかったことが実情だ。

 浅村とともに副反応の程度は不明だが、米大リーグから日本球界に復帰した田中将は日本の球宴には8年ぶりの出場となるはずだった。

 ここまでのシーズンで4勝5敗と黒星先行ながら、7月に入って状態は上り調子。第2戦は本拠地の楽天生命パークで行われるが、出場は不透明だ。

 2年ぶりに戻ってきた真夏の夢舞台にもウイルスとの戦いの影は色濃く落ちている。

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