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【中山徹 俺にも言わせろ】礼節を重んじる「職人」立山光弘 球筋や高低の打ち分けがうまく、ショットの引き出しの多い選手 (1/2ページ)

 シニアプロゴルファー日本一を決める日本プロゴルフシニア選手権で、立山光弘が3打差を逆転してツアー初優勝を飾った。最終日の立山は、本人も表現していたが、まさに「100点満点」のゴルフだった。

 スタートホールから3連続バーディーを奪い、3番ホールをボギーとした首位の塚田好宣をあっさり逆転する。さらに7番ホールからの3連続バーディー奪取で前半6バーディー・ボギーフリーの30で回り、2位に後退した塚田に5打差をつける。サンデーバックナインでは首位独走のまま逃げ切る形でのプレーは、あっ晴れだった。

 俺がまだレギュラーツアーの予選会(QT)に出場していた頃、立山と同組となったのが初対面だった。当時から見てくれはヤンチャさタップリだったが、礼儀正しく、ゴルフは繊細さがあり、飛距離は出ていた。

 とあるホールでティーショットを立山は3番ウッドでレイアップし、俺はドライバーでフェアウエーバンカー越えをした。ラウンド後、「立山よ、どうしてドライバーを持たなかったんだよ」と尋ねたのを機に親しくなったんだ。

 その後、シード落ちしてしまった立山は、俺が所属するISPSの試合に「推薦出場させてください」と頭を下げに来たこともある。その願いがかなうと、律儀にも俺の自宅までお礼を告げに来たんだ。

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