“優等生”カブレラ休日も練習 岡田監督「いいこっちゃ」

2010.02.24


カブレラ【拡大】

 オリックスの高知キャンプ休日の23日、カブレラ内野手(38)の呼びかけで、バルディリス、ラロッカ、レスターの外国人カルテットが高知市東部球場で約2時間、汗を流した。この外国人カルテットのマジメぶりをゴルフ帰りに伝え聞いた岡田監督は、ニンマリだが…。

 カブレラは岡田監督の厳命で9年ぶりにキャンプ初日から参加した。「野球選手の正月だから皆が顔をそろえるのは当然。外国人選手も特別扱いはしない」と岡田監督。今オフで2年契約が切れるだけに、カブレラも来季以降のコトを考え、渋々? 指揮官の指令に従った。

 「昨年は第2次キャンプ地の高知は『寒いからイヤ』とパスして宮古島(沖縄)に居残り、盟友のローズ(昨季限りで退団)たちと優雅なキャンプ生活を送っていた。でも今年は兄貴分のローズがいないのでワガママも押し通せないようだ」と球団関係者。21日に左ふくらはぎを痛めたのも、マジメに練習に取り組んできた証しか。

 「タフィー(ローズ)がいないのは寂しいが(阪神から)バルディリスがやってきたし、楽しくやっているよ」とカブレラ。その言葉通り、11歳年下で、野球の格も違うバルディリスを熱心に指導するシーンがよく見受けられる。この日も室内練習場で約1時間、バルディリスを指導した。

 「左腕の使い方を注意した。うまく使わないと遠くに飛ばせないからね」とカブレラ先生。「彼は日本で実績を残してきた選手。良い仲間に巡り合えた」と生徒役のバルディリスも満足げだ。そんな2人に岡田監督も「バルは(三塁の)守備は上手。あとは打つ方。(カブレラがアドバイスを送るのは)いいこっちゃ」。

 主砲・カブレラと指揮官の信頼関係が構築できれば、ローズの抜けた穴も埋められそうだが、さていつまで続くか…。(夕刊フジ編集委員・高塚広司)