阪神・マートンいきなりMVP候補 バース超えなる?

2010.05.07


マートンに神のご加護あれ【拡大】

 阪神のマット・マートン外野手が「バース超え」?!。現在3、4月度月間MVPの候補としてノミネートされている同選手。新入団でいきなり月間MVP受賞となれば球団初のケースとなるが、果たして快挙実現なるか。

 日本野球に適応できるか注目されたなか、初めの1カ月をトップバッターとして打率.348、39安打、4本塁打、11打点、22得点、5盗塁とこれ以上ない滑り出しを果たした。

 球団史上に残る助っ人、ランディ・バース内野手でも初めて月間MVPを受賞したのは来日3年目の1985年4月。1年目の4月は故障で出遅れ、日本の野球に適応してきたのは夏場からだった。

 これまで阪神の新外国人選手が開幕からいきなり打率3割を超えてくるケース自体がなかっただけに、マートンの成績は突出している。

 「去年、3Aのコロラドスプリングスで29試合連続安打の球団記録を作った時に月間最優秀選手に選ばれたことがあるよ。日本でも選ばれたら光栄だし、毎月毎月いいわけじゃないだろうから4月に獲れるならそれに越したことはない。でも個人の成績のことを考えるのは10月でいいよ」とマートン。

 担当の大木通訳は「今どれだけ打っているとか数字についての質問は嫌がりますね。たとえ調子が良くても、数字を口に出したらその時点で幸運が逃げてしまう、という考え方があるようです」と話す。

 ファンから色紙にサインを求められた時に好んで添える言葉が、「BLESS YOU!(神のご加護がありますように)」。運気は逃げるどころか、5月に入っても5試合で9安打とヒット量産のペースを上げてきている。

 3、4月は中日森野が46安打を放って打率.383、同じく中日の和田も.376、21打点と好成績を残しているほか、巨人小笠原も.359、9本塁打と競合候補は強力。それでも慣れない日本で奮闘するマートンの健闘は光っており、称賛に値する。この先も「バース級」の活躍に注目だ。

 

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