「AFK」に暗雲… 疲労色濃い救援陣、先行き不安

2013.05.19


14日のオリックス戦で腰痛を訴えて降板した福原。「AFK」に暗雲が垂れ込み始めた【拡大】

 阪神の前半戦を支えてきた「AFK」に陰りが見え始めている。安藤優也(35)、福原忍(36)、久保康友(32)のベテラン右腕で形成される救援トリオである。

 一角が崩れたのは15日。前日のオリックス戦(甲子園)に登板した福原が腰痛を訴え、登録抹消された。「やはり原因は疲れだろう。投げるイニングは短いものの、それまで16試合に登板。しかも緊迫した場面ばかりで、心身の疲労が一挙に出たのかも。彼ももう若くはないのだから、首脳陣は今後の起用の仕方を考慮すべき」と有力OBで評論家の1人は指摘する。

 チームが開幕ダッシュの失敗をはね返し、巨人を猛追するまで持ち直した要因は、AFKの奮投だった。現に4月戦線では、トリオで27回2/3連続無失点を記録するなど、無敗神話さえ生まれた。しかし、5月に入ると久保が4試合連続、福原が2試合連続でそれぞれ失点するなど、暗雲が漂い始めた。

 「幸い打線の奮起でいまは救われているが、40試合消化時点でこの調子だと、AFKは最後まで持つかどうか不安は尽きない。そもそも久保にしても抑えは初体験のうえ、これまで連投をしたことはなかったのだから。今後も連投を強いると福原同様、故障の恐れが生じてくる」と先のOBは警告する。

 今のところ、トリオの中では安藤一人が安定感を保持しているが、福原と年はあまり変わらないうえ、中継ぎでこれほど多く登板するのは12年目にして初経験。やはり疲労や故障の心配はついて回る。

 首脳陣は急遽1軍に上げた清原大貴投手(23)や鶴直人投手(26)といった中堅組の奮起を期待するが、計算できるレベルまで達していないのが現状だ。一部では海の向こうに助っ人を求める情報さえ流れ始めているが、さてどうなるか。(スポーツライター・西本忠成)

 

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