楽天に怒りの声 日本シリーズ進出なら、2千席増設ではごまかせない (1/3ページ)

2013.08.13


球界参入時の約束を果たしていない楽天・三木谷浩史オーナーに、他球団から批判の声も。指揮官の星野仙一監督は日本シリーズまっしぐら【拡大】

 球界参入9年目にして初優勝が現実味を帯びている楽天が、本拠地・日本製紙クリネックススタジアム宮城(仙台市宮城野区)の座席数を、現在の2万3451席から2000席程度増やし、2万5000席超とすることになった。その舞台裏には、楽天が放置してきた日本シリーズ進出時に発生する本拠地球場の収容人員不足問題がある。他球団関係者からは「楽天は球界参入時の約束を反故にして、十分な観客数を確保できる本拠地球場の整備をする気がない。日本シリーズでは、損失分金額を楽天に支払わせろ」という怒りの声が噴出しており、あわてて姑息な手段に出た楽天側の思惑が見え見えだ。 (江尻良文)

 日本シリーズは、日本プロ野球の最高の舞台であり、野球を愛するファンにできるだけ多く来場してもらって試合を楽しんでもらうとともに、プロ野球の普及、発展に寄与する場でなければならない。主催する日本野球機構(NPB)にとっても経営的に大事なイベントで、1球団年間1億円の参加加盟料合計の12億円、オールスター戦と並ぶ3大収入源になっている。

 十分な観客を収容できる本拠地球場を準備することは、楽天がプロ野球に参入する際の条件の1つだった。しかし、4万人収容できる他球場もある中で、Kスタ宮城は現在2万3451人しか収容できない。日本シリーズを開催してもファンに切符は十分に行き渡らないし、入場料を倍近くにしないと例年並みのチケット売り上げは見込めない。かといって公式戦と違って、指定席Sが8000円もするような日本シリーズの料金を倍額にすることなど現実にはできない相談だ。

 

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