虎 正捕手育成やめちゃった!? 補強頼みの戦略で生え抜き不在

2014.01.08


阪神は鶴岡に白羽の矢を立てたが【拡大】

 正捕手育成をギブアップ。阪神は6日、横浜DeNAへFA権を行使して移籍した久保康友投手(33)の人的補償として、鶴岡一成捕手(36)の獲得を発表した。

 当初は投手を中心に獲得を模索していたが、急転直下、ベテラン捕手を獲得。中村GMは「うちの投手と比較して(能力が)上回る投手が見当たらなかった。若手野手を含めても鶴岡くんだった」と説明した。

 DeNAの戦力ダウンを狙った意味合いもある。昨季は10勝14敗とDeNAに負け越し。鶴岡が先発マスクをかぶった試合は3勝8敗ときりきり舞い。しかも対阪神戦では打率・293と“虎キラー”。阪神にはプラス材料といえる。

 ただ、球団内には不満の声も多い。阪神は1997年に山田勝彦(現バッテリーコーチ)と関川浩一(現打撃コーチ)が併用されて以来、生え抜きの正捕手が不在。原因は補強頼みの戦略だ。

 10年に米大リーグのマリナーズから城島健司氏、11年に楽天からFAで藤井、昨年もオリックスからFAで日高。そして鶴岡だ。球団関係者も「編成やスカウトの意見が反映されていないんじゃないか」「これでは生え抜きの捕手が育たない」とあきれ顔だ。

 もっとも、正捕手候補の清水は昨季39試合に出場したが打率・233、3打点、0本塁打と打撃面で結果が残せなかった。鶴岡は108試合で打率・250、40打点、3本塁打。“打てる捕手”を求める球団が飛びつくのもうなずけるが…。

 来季は37歳の藤井、36歳の日高、鶴岡の3人体制が濃厚で、若手が経験を積む場は昨季以上に激減しそう。生え抜きの正捕手育成は、またもやお預けとなりそうだ。

 

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