怒れるキャラじゃないので褒めて伸ばす DeNA・川村投手コーチに聞く

2014.01.16


柿田には投手陣底上げへの期待がかかる【拡大】

 昨季は2年目の中畑監督のもと、順位を一つ上げた横浜DeNAベイスターズ。何といっても打高投低、チームの総得点630はリーグ1位だったものの、防御率は6年連続リーグ最下位。05年以来のAクラスを狙うには投手陣の整備が最重要課題。

 篠原貴行コーチとともに、1軍を預かる川村丈夫投手コーチにお話を伺いました。

 ──久保康友、高橋尚成といった実績のある投手を補強しましたね

 「2人には先発をやってもらうつもりです。それに三浦大輔と、昨年ルーキーで活躍した三嶋一輝と井納翔一、藤井秀悟。加えて高崎健太郎、国吉佑樹、加賀見希昇、加賀繁らが、どこまでやってくれるかですね」

 ──ルーキーはいかがですか

 「まだ詳しくは見ていませんが、柿田裕太をはじめ社会人卒でしかも能力が高く、即戦力でやってくれそう。計算はできませんが何人か出てきてくれれば大きいですね」

 ──抑えはソーサ? それとも山口俊ですか? 7回を誰に

 「抑えは基本的にソーサですが、もう1度山口と競争させます。7回は左の大原慎司に期待します。昨年は血行障害がありましたが、手術をして経過は順調なので開幕には間に合いますよ」

 ──この2年間、友利結投手コーチの指導のもと「打たれてもいいから四球を出すな」との大号令にもかかわらず四球は増えた(12年は480個、13年は551個)。理由はどこにありますか

 「やはり球場の狭さというのがあって弱気になってしまった。ボールが飛ぶようになったということが心理的に与えた影響もあったと思います。でも相手だって同じ条件でやっているんだから言い訳にはなりませんね」

 ──指導法を変えるということはあるのですか

 「基本的にはデニーさんがやっていたことを継承します。僕はデニーさんと違って怒れるキャラじゃない(笑)。いいところは褒めて伸ばしてやろうかなと思ってます」

 ──いつまでも三浦大輔に頼り切っていてはいられませんよね

 「その通りです。彼が現役のうちに盗むものは盗まなきゃ。それに彼が元気なときに、それを追い抜くような若手が出ないとダメですね」

 あくまで柔らかな物腰で話してくれる川村コーチからは、友利コーチのようにドスをきかせているシーンは想像がつきません。ソフト路線でDeNA投手陣は蘇るのか? 大いに注目です。

 ■松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年7月22日生まれ、東京都出身。早大卒、85年ニッポン放送入社。スポーツ部アナウンサーとして「ショウアップナイター」の実況などを担当。2005年ロッテ優勝決定の試合での号泣実況のほか、数々の名言がある。

 

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