楽天・松井裕&広島・大瀬良 高い前評判も油断禁物

2014.02.27


注目のルーキー、楽天の松井裕【拡大】

 3月3日に都内で行われる新人研修会。人気なら楽天・松井裕樹(18)=桐光学園、実力では広島・大瀬良大地(22)=九州共立大=がNO・1と評判のドラフト1位コンビが主役になる。

 2人共にオープン戦デビューは合格だった。ところが揃って自己評価はシビアだ。22日の阪神戦(沖縄)で先発し2回1安打無失点&1四球だった大瀬良が「10点ぐらいです」と激辛採点。

 翌23日の巨人戦(那覇)で先発して2回をパーフェクトに抑えた松井裕を星野監督が「やっぱり実践向き。課題はない」と絶賛。が、本人は「70、いや60点です。2イニングだったし、甘いボールも多かったですから」と辛めの採点だ。

 2人とも設定目標が高いから、浮かれることなく厳しい自己評価になったのだろう。チーム、ファンの期待の大きさも「大瀬良には巨人へ移籍した大竹の10勝分を」「松井裕にはポスト田中になってほしい」と、半端ではない。

 辛い自己採点は今後にも期待が持てる。新人研修会の目玉にふさわしいゴールデンルーキーコンビと言えるだろう。が、油断は禁物だ。昨年の新人コンビは明暗クッキリだったからだ。

 甲子園の優勝投手という金看板の阪神・藤浪(大阪桐蔭)は看板に偽りなし。1年間ローテーションを守り、10勝6敗、防御率2・75の成績を残した。例年ならば、新人王に輝いておかしくない数字だ。

 が、昨年はダークホースだったヤクルト・小川(創価大)が16勝して最多勝のタイトルを獲得する想定外の大活躍。新人王とのダブル受賞になり、藤浪は不運だった。また、日本ハム・大谷は「日本プロ野球界初の本格的な二刀流」という、きわもの的な看板がネックになった。

 「草野球じゃあるまいし、プロで二刀流など無理だ。投手、野手、どちらも中途半端になり、才能を潰してしまう」という球界OBたちの不安的中の結果だった。投手として3勝0敗、防御率4・23。野手としても打率・238、3本塁打、20打点。二刀流どころか、どちらも半人前に終わっている。

 今年のゴールデンコンビ、松井裕&大瀬良が本番でも光り輝くかどうかは、星野、野村両監督の手腕にもかかってくる。 (江尻良文)

 

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