選手にマージャンのススメ 楽天・星野流の洞察力育成プラン

2014.02.28


読み、洞察力を養うための星野監督(右)のオススメはマージャンだ【拡大】

 楽天・星野監督の発想がユニークです。つい先日、選手に『マージャンの勧め』である。いわく「勝負の駆け引きは野球に通じるものがある。特にバッテリーはマージャンをやるべきだね」。ナルホド、一理ある。

 確かにマージャンは人のクセが一番出やすいゲームといわれている。上がり間近になると、微妙に人の態度が変わる。深呼吸したり、たばこに火を付けたり、いつもと違う動きを見せる。顔のほんの少しの変化もある。鼻をこすったり、唇をなめたり。人の行動体系は何か起こるときに“小さな変化”があるという。ソレがクセ…。事前に見抜ければ対処できる。その能力は大事である。

 さらに、場に捨てられている牌から役の傾向を読み、打ち牌によって上がり牌を探るなど分析力に洞察力が磨かれること請け合いである。野球の配球の読みにも通じるものがある。もっとも熱中されて徹夜はご法度で『2時間限定』が“星野のケジメ”だそうです。

 でも、最近の若い人ってマージャンをやらないのでは…。「レジャー白書2012」(公益財団法人日本生産性本部)によると…。街の雀荘の激減がある。ピーク時だった1978年には全国で約3万6000軒を超えていたが、その後は急傾斜的に目減り、12年には約1万1000軒…。3分の1以下。このペースでいったら10年後には雀荘がなくなる!?

 もっとも、4人そろって雀荘に出掛け、アナログ的に卓を囲むのは激減しているものの、インターネットによるプレーの普及もあってマージャン人口そのものは増加傾向にあるという。ルールはわかっているんでしょう。星野流の“読み術育成”プラン、結構いいかもしれませんね。

 巨人が強かった80年代、マージャンは花盛り。中畑清(現横浜DeNA監督)、山倉和博さん、松本匡史さんらが遠征の宿舎で卓を囲む。きっと“読み”“クセ”を勉強してたのでしょう。

 でも、ある日、Gのスターは自信満々でリーチをかけた。捨て牌には『一萬』『四萬』を切ってありニヤリ。ところがリーチ以前に他のメンバーが『七萬』をカン(4枚使い)していた。「ソレ、いつカンしたの?」「かなり前ですよ」「ウン、そうなのか…」。スターはむなしくツモ切りするだけ。『片七萬』待ちだった。超スターに読みは必要ないか。

 ところで、マージャンがボケ防止に役立つことが医学的にも検証されているそうだ。頭を使うから脳が退化しない。拙稿も最近メンバー不足からやっていないが、ボケ対策にまた始めるとするか…。 (産経新聞特別記者・清水満)

 

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