キヨシ監督に心強い新加入久保のケンカ投法 G阿部は激高

2014.04.03


中畑監督への“説教”も辞さない久保。頼れる右腕だ【拡大】

 古巣の巨人に対抗意識を燃やしながら、どこかに“身内意識”の甘さがある横浜DeNA・中畑監督。だからこそ、巨人に“仁義なき戦い”が挑める刺客の新加入は心強い。

 「いい試合じゃダメなんだ、いい試合じゃ」

 中畑監督は悔しそうにそう繰り返した。本拠地開幕の1日・巨人戦(横浜)。7回に同点に追いついたが、延長10回2死で巨人・ロペスに決勝ソロ本塁打を浴びて惜敗した。

 巨人には過去2年で4勝17敗3分、5勝18敗1分と負け越しリーグ連覇をアシスト。指揮官は今季も「ジャイアンツにどうしても勝ちたい」と臨んでいるが、就任直後の巨人との決別宣言とは裏腹にOB意識が抜けきらない。

 自らを「ジャイアンツフェース」と言ってみたり、この日も試合直前にもかかわらず、観戦に訪れた巨人・長嶋終身名誉監督にあいさつに赴いたり。首脳陣からも「巨人、巨人言ってるから勝てないんだ」と不満が出ていたほど。そんな指揮官に移籍早々「そんなに意識したらまずいですよ」と説教したのが、阪神からFAで加入した久保康友投手(33)だ。

 この日が移籍後初先発。勝敗こそつかなかったが、開幕3試合で27得点と絶好調の巨人打線を7回1失点に抑え、中畑監督から「粘り強い投球でウチの投手陣にメッセージを与えてくれた。ピンチもピンチと感じなかった」と絶賛された。

 度胸のよさも存分に発揮。6回2死で巨人・阿部に対し「内角に1球もいってなかったので」と厳しい内角攻めで死球。「一発のある打者に甘いところもいけないので、ギリギリを狙ったら引っかかった。でも2死から塁に出しても阿部さんは足もないし、打順もどんどん下位にいくので」。阿部は激高したが、右腕は涼しい顔で次打者を打ち取った。

 周到な計算のもと、死球のリスクも織り込み済みで、今後への伏線を張った。巨人を特別視しないからこそできるケンカ投法。勝つためなら遺恨勃発をもいとわない、久保ばりの覚悟で中畑監督も戦えるなら、今季の巨人戦は面白くなる。 (笹森倫)

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!