阪神・藤浪、見えたゾ完封完投 マー君スプリットで初勝利

2014.04.17


マー君スプリットで初勝利をあげた藤浪。マウンドの雄たけびも“本家”に迫るといいが【拡大】

 阪神・藤浪晋太郎投手が15日、20歳最初の登板となった広島戦(マツダ)で7回4安打2失点。今季3度目の登板で初白星をゲット、チームの6連勝に貢献した。

 「正直ホッとしています。勝てない苦しい時期もあった」

 この日最速155キロの直球以上にさえたのは、和田監督が「ほとんど低めに集まっていた」と絶賛した変化球。圧巻は、2回2死二塁のピンチで石原を空振り三振に仕留めたフォークボール。球速は148キロだ。

 実はこれ、新たに習得したスプリット。「ヤンキースの田中さんとかを参考にしました」。昨季楽天でシーズン24連勝を飾った田中将大の投球を映像などで研究しフォークの握りを浅くした。この日も新球で多くの空振りを奪い「よかった。しっかり投げられた」と手応えはバッチリだ。

 思わぬ効能が生まれそうだ。藤浪はここまで2試合計11失点で2敗と不振にあえいでいたが、球団関係者は「毎イニング、リリースポイントが違う。肘を痛めないか心配だよ」。昨季はカットボールに加え、フォークも決め球に使用していたため肘への負担を危惧していた。それが新球のマスターで「フォークよりも握りが浅いから、負担は少なくなる」(同)と問題が解消したのだ。

 さらに、この日はスプリットを主に決め球にしていたが「カウントや凡打を取りたいときにスプリット。三振を取りたい場面で、持っていた落差の大きいフォーク。使い分けできれば、大きな武器になる」(首脳陣の1人)。新球で凡打の山を築けば球数軽減にもつながり、右腕が目指す完投、完封も見えてくる。

 打撃にも好影響だ。6回、広島ドラフト2位の九里(亜大)の直球を「自分でもびっくり」と右中間へ運ぶプロ初本塁打。指揮官も「高校時代の打棒が蘇ってきたね(笑)。よう飛んだね」と恐怖の“9番打者”の出現にニンマリ。

 新球を武器に20歳が、さらなる高みを目指す。

 

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