全日程を無事に終了も新たな問題勃発 スポンサーに対し肩身狭く…

2014.06.28


交流戦の最終戦を白星でしめた中畑監督。立役者の久保を手荒い祝福【拡大】

 梅雨時とはいえ、想定外の荒天の悪影響で危機一髪。リーグ戦再開後の30日に異例の最終戦開催の可能性があった交流戦は、26日の横浜DeNA−日本ハム戦(横浜)で全日程を無事に終了。が、一難去ったと思ったら、また一難だ。

 ダブルヘッダーで最終戦消化という報道もあったが実際は違っていた。日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)の間でダブルヘッダーはやらないという取り決めがあるからだ。

 リーグ戦は27日再開。なのに26日の試合が雨天中止で30日に交流戦の最終戦をする羽目に陥れば、日程の間延び問題がクローズアップされるところだった。現行のホーム・ビジター2連戦システムの1球団24試合制堅持を訴えるパ・リーグに対し、セ・リーグは間延び日程を理由に試合数減を主張しているからだ。

 しかも、2年間でホーム・ビジターの3連戦システム、1球団18試合制の主張から、新たに試合減の12試合制を提案している。2年間でホーム・ビジターの2連戦システムだ。こんな対立へ火に油を注ぎかねなかった、リーグ戦再開後の交流戦消化試合という最悪の危機は回避された。

 ところが、リーグ戦再開前日まで最終戦が延びたことで新たに問題勃発。2年ぶり2度目の優勝を飾った巨人から選ばれるMVPなどの表彰選手発表と、オールスターファン投票最終発表がバッティングしたのだ。

 交流戦が日本生命、球宴はマツダが冠スポンサーになっているだけに、NPBとすれば頭が痛いだろう。交流戦の表彰選手と球宴ファン投票選出選手となれば、メディアへの露出度は交流戦の方が分が悪い。

 しかも、今季交流戦の優勝チームの賞金は、昨年までの5000万円から3000万円に大幅減額されている。“天災”だから責任はないとはいえ、NPBとすれば、日本生命側に気まずく、肩身が狭い思いのはずだ。 (江尻良文)

 

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