阪神、2位ターン立役者ってダレ? 先発不足解消に貢献したルーキー

2014.07.18


2位ターンを決めた和田阪神。そのMVPにあがったのは【拡大】

 阪神は16日、前半最終戦の中日戦(ナゴヤドーム)で2−0と勝利。交流戦では11位に沈み、一時は4位転落も味わったが、首位・巨人と3・5ゲーム差の2位でターン。チーム内からは意外な男が前半戦MVPに挙げられている。

 和田監督は「(開幕)3戦目での長期離脱はまったく考えてなかった」と前半戦を総括。最大の誤算は、3月30日の巨人戦(東京ドーム)で大けがを負った西岡の離脱だ。だが、開幕3戦目にして、窮地に陥ったチームを救ったのが「1番・二塁」に定着した、6年目の上本博紀内野手(28)だ。

 この日は打線が中日・吉見に5回まで1安打と押さえ込まれ苦戦。だが6回1死二、三塁でフォークをしぶとく左前へ運ぶ決勝打。「今年の上本の真骨頂。何とかしてくれるだろうというのを感じる」と指揮官は絶賛。 ここまで打率・296、4本塁打だが「本当に想像以上の数字を残してくれている。1番として、西岡の穴を埋めてくれている。前半のこの数字につながる大きな要因」とMVPに指名した。

 だがチーム内には、今季わずか3勝(4敗)、防御率3・64のドラフト6位ルーキー・岩崎優投手(23)=国士舘大=を“陰のMVP”にあげる声がある。

 巨人との今季開幕戦は3戦合計で47被安打、27失点とまさかの投壊スタート。能見、メッセンジャー、藤浪の先発3本柱が不振で負けが先行し、3人合わせて前半戦での貯金はわずか「1」と計算外。開幕先発ローテ入りが期待された9年目の岩田も不振で出遅れるなど、先発コマ不足に四苦八苦。そんなチームを救ったのが岩崎だ。

 4月2日の中日戦(京セラドーム)でプロ初先発初勝利。12試合に登板し貢献している。「岩崎がいなかったら、今頃チームは崩壊していた」と球団関係者。「ローテの穴を埋めるとは誰も思っていなかった。陰のMVPでしょう」とたたえる。

 昨年ドラフトでは、当初は5人の指名予定だったが、左腕不足解消のため急きょ6位で獲得。1年間は2軍で育成する方針だったルーキー左腕の活躍なくして、前半戦は語れない。

 

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