名門・PL学園野球部に将来を危ぶむ声が… 暴力問題きっかけに未経験監督で惨敗 (1/2ページ)

2014.07.31


高校野球大阪大会決勝で敗退したPL学園。“野球素人”の正井一真校長(左から2人目)が監督を務めた【拡大】

 昨年2月に起きた暴力問題をきっかけに、野球未経験の校長を監督として第96回全国高校野球選手権大会の大阪大会決勝(30日)に臨み、大阪桐蔭に1−9で惨敗したPL学園。事実上監督不在の中、選手が采配をふるって決勝まで進んだ快進撃に称賛の声が寄せられる一方、関係者からは甲子園春夏7度の優勝を誇る名門の将来を危ぶむ声も上がっている。

 同校野球部は宗教法人「パーフェクト・リバティ(PL)教団」(本部・大阪府富田林市)を母体とするPL学園が1956年に創部。清原和博や桑田真澄らプロ野球界のスターを多数生み出してきた。

 ところが昨年2月、上級生から下級生への部内暴力が発覚し、6カ月間の対外試合禁止処分を受けて4月に監督が辞任。後任が決まらないまま、昨年の秋季大会以降は野球未経験の正井一真校長(66)が責任教諭と監督を兼ねてベンチ入りし、今大会では投手の交代や攻撃時のサインを部員同士で出し合って決勝進出を果たした。

 後任選びが難航している大きな原因は、黄金時代の復活を望むOBらと「部の体質改善」を重要視する学校側との調整がつかないためだとされるが、「教団の広告塔として活躍してきた部の在り方が変化してきた」との指摘もある。地元関係者は「信者との会話の中でも以前に比べ野球に関する話題が減り、教団の教義を広めるという活動に回帰しているように感じる」と話す。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。