阪神、死のロード突入 カギは監督の手腕 エンドランも減ってきて…

2014.08.06


勝負の8月。2番を固定できない和田監督の采配が注目される【拡大】

 首位巨人を2・5ゲーム差で追う阪神が、9年ぶりのリーグ優勝を勝ち取るには、8月の長期ロードをどう乗り切るか。キーマンは、和田豊監督(51)だ。

 チームは、苦手の長期ロードに突入。球団関係者は「調子のいい選手をいかに見極め、起用していくかが、重要になる。監督の手腕にかかっている」と力を込める。

 ここまで、宿敵・巨人に9勝6敗と勝ち越すなど好調をキープ。その要因のひとつが、ベテランと若手の併用だ。若手に経験を積ませ戦力の底上げを図る一方、ベテランに適度な休養が与えられたことで、チーム全体の好不調の波を最小限にとどめている。指揮官が肝いりで獲得した福留も例外ではない。

 前半戦総括の際、和田監督は「後半のキーマンは一戦一戦ということで全員野球。固定するのが一番だが、勝負どころになると状態のいい選手が出ていくという状況にしていきたい」と決意表明。今後も継続する構え。が、問題は負けが込み始めたとき。「負け始めると、好不調に限らずベテラン頼みになりがち。そうなると昨年の二の舞いになる可能性もある。初志貫徹してほしいが…」と球団OB。

 また、今季は盗塁数こそリーグ最低の40個だが、注目すべきはエンドランの多用だ。1番に上本、2番に大和を固定できたことで「昨年よりも動きやすくなっている」(チーム関係者)と、貴重な得点源になっている。他球団スコアラーからも「もともと、機動力を好む監督だったが、ことしは特に多い。意表を突かれ、あたふたする間に勝敗が決まっている」と嘆き節が聞かれる。

 ただ、その大和が左腹斜筋の筋挫傷で離脱。今成と俊介の“日替わり2番”で乗り切る構えだが、昨季の大失速も、右手小指の骨折で大和が離脱してから始まっており、「大和の離脱から、エンドランも減ってきているね」と前出スコアラーは不敵な笑みを浮かべる。

 動く和田采配にブレが生じると、思わぬほころびにつながる可能性もある。指揮官の腕の見せどころだ。

 

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