巨人、押された自爆スイッチ 阿部今季初一塁が大誤算

2014.08.09


阿部の一塁起用が大誤算に【拡大】

 ジリ貧のチーム状態でも何とか首位を堅持してきた巨人だが、“自爆スイッチ”は思わぬところに隠されていた。大黒柱の阿部慎之助捕手(35)の一塁起用だ。

 7日の横浜DeNA戦(横浜)。3連敗中のチームで先発を託されたのは4月以来4カ月ぶりの1軍登板となった宮国。原監督は「若いバッテリーでいってもらおうと最初から決めていた」と、正捕手の阿部に代わりドラフト1位の小林(日本生命)に先発マスクを任せた。

 一方で8月から4番に固定してきた阿部を「簡単に休ませるわけにはいかない」と、原監督は今季初めて一塁手で起用したが、大誤算となった。

 2回、先頭の平凡な一ゴロを捕れず内野安打に。さらに1死二塁から二遊間への打球を中前打と早合点して中継に入ろうと動いてしまい、好捕した遊撃・坂本の送球は無人の一塁へ。適時失策で痛い追加点を許した。

 久しぶりに1軍に帰ってきた若い投手を、支えるどころか足を引っ張る結果に。阿部は「慣れてない? そうだね。そういうときほど難易度の高い球が飛んでくる」と反省。宮国には「申し訳ない」と謝ったというが、右腕は2軍行きを通告された。川相ヘッドコーチは「阿部の一塁は少し前から計画していたこと。こちらが使ったわけで、こちらに責任がある」とかばったが、昨季まで“お得意さま”だったDeNAに8年ぶりの3タテ。しかも単なる1敗にとどまらない、深手を負ったかもしれない。

 5点を追う6回2死二塁で打席が回ってきた阿部は右前打を放ったが、走者の亀井が本塁前で左足を痛め憤死、ベンチに下がった。症状は8日の検査で明らかになるが、長期離脱となれば極貧打戦で唯一、好調な打者まで失うことになる。

 チームを立て直そうと大黒柱をずらしたら、かえってぐらついた。それでも川相コーチは「慣れてもらわないといけない」と継続を示唆するのだが…。 (笹森倫)

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。