巨人・内海、昨年と防御率同じなのに“借金4”のワケは… Vマジック1日で消滅

2014.09.07


エースの内海が崩れ、打線も沈黙。1日でマジックは消灯した【拡大】

 巨人は5日のヤクルト戦(神宮)に先発した“前エース”内海哲也投手(32)が5回1/3で10安打を浴び4失点KO。前日4日に点灯した優勝マジックが一夜にして消滅した。

 「先頭打者を毎回のように出してしまいリズムが悪く、攻撃への流れを作れませんでした」と内海。原監督は「内海哲也の『う』の字も出なかった」と身上の粘りが見られなかったのを嘆いた。

 今季の内海は開幕から9試合も白星が付かなかったのをはじめ、4勝8敗で“借金4”。しかし投球内容が悪いわけではない。防御率は、13勝6敗で“貯金”を稼いだ昨季最終成績と同じ3・31をマークしている。

 対照的なのは味方打線の援護。内海の場合、どれだけ味方打線の援護を受けているかを示す指標である「援護率」(降板前に味方が取ってくれた得点×9÷降板前の味方の攻撃回)が、昨季4・09から今季2・83に急落しているのだ。

 この日も、チームは相手先発の七條から1点しか奪えずプロ入り初完投を許した。「巨人打線は前日までの広島との首位攻防3連戦に全勝し、思わず気が緩んだのではないか」とヤクルト関係者がほくそ笑んだ通りだとすれば、内海にとって不運というしかない。

 もっとも、川口投手総合コーチは「今季の内海はリズムがよくない」と指摘。責任の一端は本人にあるとみる。この日は2回に飯原の高いバウンドの一ゴロの際、一塁ベースカバーを怠り(記録は安打)、自らを苦しめた。

 エースの座は菅野に譲った格好だが、投手陣の精神的支柱に白星が増えないことには、混戦の優勝争いを勝ち切ることはできない。 (宮脇広久)

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。