巨人・長野、“お祭り”モード! Vカウントダウンで本領発揮

2014.09.21


長野(右)がこの日のヒーロー、加藤に祝福のクリーム攻撃【拡大】

 巨人は19日のヤクルト戦(東京ドーム)に快勝して3連勝。2位・広島が敗れたため優勝マジックが「6」に減り、歓喜の胴上げは秒読み段階に。お祭り男の長野久義外野手(29)もエンジンがかかってきた。

 8回途中2失点で6勝目を挙げた先発・内海とともに、好投を引き出した捕手の加藤が今季初のヒーローインタビュー。以前お立ち台に立った記憶を問われ、16年目のベテランが「忘れましたね…」と遠い目をしていると、いきなり顔面が真っ白な泡だらけに。クリームを山盛りにした皿を手に忍び寄った長野が、手荒い祝福をしたのだ。

 さらに矢野の2次攻撃もあり、巨人ベンチも観客席も大盛り上がり。加藤はとっさに「うまい」と感想を語ったが、やがて違和感に気づき「ひんやりするヤツ。スースーです」と訂正。「甘いと思ったが、生クリームじゃなかった」と照れ笑いを浮かべた。

 してやったりの長野は「シェービングクリームですよ。加藤さんが打ってみんなうれしかったので、みんなの思いを込めたパイです」とニヤリ。だが球場を引き揚げる足取りは軽くない。8月21日のヤクルト戦(神宮)で、サヨナラ負けのピンチを救う捨て身の好捕の代償に、右膝の関節を挫傷。今も患部をかばうようにして歩いている。

 ところがケガの功名なのか、9月2日の広島戦(長野)で10試合ぶりに先発復帰すると、打撃の状態が急上昇。今月の成績は打率・360、3本塁打、14打点とマジック点灯に大きく貢献した。

 ただ、手負いでの活躍をシリアスな美談にされるのは、お祭り男の美学に反するようだ。最後の首位攻防3連戦となった今週の広島遠征で、長野は試合前練習中に“奇行”を見せた。取材のためベンチ裏で待ち構える報道陣の前にひょっこり姿を現すと、苦悶の表情を浮かべて大げさに足を引きずったのだ。しかも患部の右膝には、ズボン内に大量の詰め物をして、謎の“重症”アピール。報道陣の爆笑を誘うと、満足そうにロッカールームに消えていった。

 天性のムードメーカーにして宴会部長は今季、自身の不振もあって鳴りを潜めていたが、3連覇へのカウントダウンに入り本領を発揮。ベンチのムードも最高潮だ。 (笹森倫)

 

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