巨人・沢村、中継ぎ配転危機 また貯金ゼロなら入団から4年連続

2014.09.23


沢村は今季も貯金を作れないのか【拡大】

 鳴り物入りで入団以来、3年連続で白星を先行させられずにきた巨人・沢村拓一投手(26)。21日のヤクルト戦(東京ドーム)も集中打を浴びて白星がつかず、“貯金アリ”でのフィニッシュに黄信号が灯った。

 17日の広島戦(マツダ)で自己最短の1回4失点で降板。中3日で汚名返上を期したマウンドだったが3点リードの4回につかまった。「(相手打者が)早打ちで来ていたのにボールが(中に)入っていって単調になってしまった。ストライクからボールになる球で誘うとかしなければいけなかった」。1死から5連打を浴び、リードをはき出してしまった。

 同点のまま5回に代打を送られ交代。それでもこの回に坂本の勝ち越し2ランが出て、勝ち投手の権利が転がり込んできた。しかし2点リードのまま迎えた9回、抑えのマシソンが誤算だった。1死二、三塁のピンチを招いて遊ゴロの間に1点差に迫られ、なお2死三塁からヤクルト・川端の打球が二遊間を破った瞬間、沢村の今季5勝目はスルリと逃げていった。

 今季は新人捕手の小林と組んでから4連勝。だが前回に続き、この日も黒星こそつかなかったが背信の投球に終わり、ここにきて“不敗神話”は揺らいだ。小林も「もう少しボール球を使うとか、もう一度話し合って今日の反省をしないと」と危機感を募らせる。おそらく残る先発機会は来週の1試合。白星がつかなければ、プロ入り後最低の4勝(3敗)止まり。黒星がつけば4勝4敗の五分となり、入団から4年連続で貯金がつくれないことに。リーグ3連覇目前の常勝軍団にあって、沢村の勝率の低さが際立つことになる。

 この日、マシソンの2失点で延長戦に入ると、西村、江柄子も失点して競り負けた。2位・広島が勝ったため、優勝マジックは「5」で変わらず。前日20日の同カードでも3点リードの9回に山口とマシソンが打たれて1失点しており、勝利の方程式も信頼度を下げている。短期決戦のクライマックスシリーズ以降に向けた不安要素だ。

 沢村が次回登板でも結果を残せなければ、昨季に続き、先発枠から外れて中継ぎ強化に回る可能性も濃くなってくる。 (笹森倫)

 

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