「踏ん張れ阪神」がNPBのホンネ ヤフオクドームで終われば総額8億円超がパァ

2014.10.30


盛り上がる鷹ファンの一方でNPB関係者はヤキモキ【拡大】

 日本シリーズ第4戦はソフトバンクが延長10回サヨナラ勝ち。王手をかけられた阪神は再び甲子園に戻れるのか。地元のファンだけでなく、日本シリーズ主催者の日本野球機構(NPB)関係者も気が気ではない。

 「第7戦までいってくれたら理想的で言うことなし。せめて第6戦までいってほしい」

 NPB関係者は祈るような気持ちだ。08年の西武対巨人から昨年のシリーズまで、最短でも第6戦まで行っている。5試合決着となると、07年の中日が日本ハムに4勝1敗で勝って以来となる。

 昨年の楽天対巨人は第7戦までもつれ込んだが、仮設スタンドで2万5000人収容にした楽天の本拠地の仙台で4試合だった。今年は第1、2戦とも4万5000人を超えるファンを集めた甲子園が第6、7戦の舞台だけに最高の条件になる。機構資金は大幅アップするからだ。

 1試合に付き2億円以上の入場料収入増だ。第7戦までいけば4億円以上のプラスになる。野球協約には日本シリーズの機構資金に関し、こう明記されている。最初の4試合と第5戦以降では機構資金の額が違う。

 「最初の4試合の入場料収入金から共通の経費を控除した額の24%」が「第5試合以後の入場料収入金から共通の経費を控除した額の37%」。何と13%もアップする。

 1試合1億円近くの放映権料もある。「日本国内のラジオ、テレビジョン放映権利金の80%及び海外で放送されるテレビジョン、ラジオ放送権利金の全額」が入る。

 第7戦までもつれた昨年のケースでは、入場料収入12億8206万2000円で機構資金は3億1595万829円。放送料収入が国内6億3947万6250円だからその80%の5億1158万1000円。国外の11万8500円がプラスされ、総額は8億2765万329円になった。

 NPB関係者が肝を冷やしているのもわかる。 (江尻良文)

 

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