鳥谷移籍なら阪神にリーダー不在… 生え抜き育ててこなかったツケ

2014.11.30


鳥谷が海外移籍となれば、主将の座を継ぐ選手が見当たらない【拡大】

 「和田阪神」の主将制度が頓挫の危機に直面している。現主将の鳥谷敬内野手(33)がFA権を行使して海外移籍した場合、跡を継ぐ適任者が見当たらないからだ。

 「リーダー不在になるってこと。今年、二塁の定位置を獲得した上本は、選手会長でもあり有力候補だが、まだ若いし実績が足りない。これまで生え抜きを育ててこなかったツケが、こんなところにも回ってきた」と阪神OBは手厳しい。

 この主将制度、2012年に和田監督の発案で39年ぶりに復活した。当初、投手は藤川、野手は鳥谷の「2人制」でスタートしたが、同年オフに藤川が海外移籍してからは投手部門の主将は不在になった。

 当時、指揮官は「チームに一体感を植えつけるのが狙いで主将制度を採り入れた。まず選手同士で意見交換し、その意見をこちらに上げてもらってしっかりコミュニケーションを取っていきたい。するとチームはまとまる」と話していたが、結果的にはまだ優勝を果たしていない。

 球団関係者の間では、元気者の新井良や今成にも主将の資質はあるとみられているが、ともに生え抜きではなく、レギュラーでないのも致命的。

 「その点、鳥谷は主将としての条件を備えていた。体が頑健で全試合に出場する。しかも攻守の要で、ショートのポジションから投手によく声をかけていた。その意味では内野手か捕手が主将には一番適しているのだが…」と首脳陣の1人。

 もちろん、鳥谷が残留すれば全て丸く収まるが、米球界のウインターミーティングが終わる12月上旬まで去就のメドははっきりしない。最悪の場合、阪神はリーダー不在のまま来季を迎えることになりかねない。 (スポーツライター・西本忠成)

 

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