工藤新監督、鷹常勝軍団へ“広岡イズム”で指導 厳しい指導も“プロとは何か”教わる

2015.01.27


工藤監督の指導の原点は広岡管理野球にある (左は王球団会長)【拡大】

 日本一連覇を狙うソフトバンク・工藤公康新監督(51)は、就任初の春季キャンプで常勝軍団構築への第一歩を踏み出すが、その指導法の源流は“広岡イズム”にある。

 23日に行われたスタッフ会議で、工藤監督は今季の明確な方針を打ち出した。選手には(1)自己管理の徹底(2)弱音言葉の禁止(3)茶髪、金髪禁止とガム噛み、ツバ吐き禁止。コーチ陣には選手の動きを重点観察する「継続力」を求めている。

 その工藤監督が踏襲しようとしているのが“広岡流”を参考にした常勝軍団作りだ。

 西武時代の恩師で指揮官だった広岡達朗氏が1980年代に貫いた管理野球がベースになる。現役時代から工藤監督を知る関係者は「理想の監督像は広岡監督でしょう。冷静に戦力を見極め若手の底上げを図り、常勝時代の基盤を築いた人。若いとき、広岡さんの厳しい指導を経験したことが、今の工藤監督の基盤になっている」という。

 広岡氏の徹底した管理野球は注目を集めたが、当時の選手には反発もあった。だが、工藤監督には「きついキャンプの練習や試合で若い自分を野球漬けにして“プロとは何か”を教えてくれた広岡監督は恩人」という思いがある。それだけに、恩師の手法に自らスパイスを加えアレンジを施した“工藤式管理術”を、春季キャンプから披露しようと考えている。

 「継続力」にも、深い意味が込められている。「コーチには指導する前に必要なものがある。まず選手を日々観察すること(継続する眼力)。そして選手の話を聞いて初めて助言できる。選手をがんじがらめにして押し付けてはいけない」が指揮官の持論だ。

 「現状のままで日本一連覇できるとは思っていない」と工藤監督。就任1年目で断行するチーム改革は、これ以上ない緊張感をチームにもたらすはずだ。 (スポーツライター・梶原昌弥)

 

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