侍ジャパンにテレビ局が“塩対応” 放映権料、広告料で大打撃

2015.02.17


小久保監督は若侍たちの奮起に期待をかけたが【拡大】

 野球日本代表「侍ジャパン」の“防衛線”が崩壊した。2013年秋に常設化されて以降、代表戦が初めてテレビ地上波で生中継されない事態となった。

 NPBエンタープライズは16日、3月10、11日に東京ドームで行われる欧州代表との強化試合に出場する日本代表26選手を発表した。那覇市内で会見した小久保裕紀監督(43)は若手中心のメンバーに「思い切ったプレーで自分の名前を売ってほしい」と呼びかけた。

 一方で欧州代表メンバーはいまだ発表されず。NPBエンタープライズの苦心ぶりがうかがえるが、昨秋の日米野球を手がけた読売新聞社の関係者は「グリエルら日本でプレーする有力選手も多いキューバ代表を呼べなかったのは痛恨だ。向こうでリーグ戦があるから断られたと言うが、頼み方にも問題がある。交渉で現地に誰も行かないというのは、われわれの常識では考えられない」と首をかしげる。

 それだけに、テレビ各局は“塩対応”。昨年11月の日米野球では 大リーガーが多数参戦したにも関わらず視聴率は1度も2ケタに届かなかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。出場選手が格落ちといえる今回も苦戦が予想される。

 昨年11月に発足したNPBエンタープライズは初代社長を日本テレビから招聘したが、古巣は今回の中継に手をさしのべず。NPB関係者は「何とかTBSに引き受けてもらった。1試合目の中継は2時間のみだが地上波だけマシ。2試合目はBS(−TBS)だ」と顔をしかめる。

 一昨年の台湾代表戦、昨秋の日米野球(壮行試合含む)は地上波だったが、ついにBS中継に陥落。放映権料、広告料で大打撃だ。17年までに収益40億円という青写真が怪しくなってきた。

 

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