欧州代表 意外な実力 予想外の苦戦 バレ「ベストメンバーでない」不気味発言

2015.03.12


松田は欧州代表のレベルの高さを痛感した【拡大】

 侍ジャパンは10日の欧州代表戦第1戦(東京ドーム)で、8回に2点差から逆転。4−3で薄氷の勝利を飾った。

 相手の小刻みな継投に手を焼いていたが、この回2四球で得た無死一、二塁の好機で筒香(横浜DeNA)が適時二塁打。続く松田(ソフトバンク)と雄平(ヤクルト)の連続適時打でたたみ掛けた。

 予想外の苦戦だ。「もっとレベルが低いかなと思っていた。勝ったけれど相当レベルが高い。打者は食らいついてくる感じ。藤浪君(阪神)の直球を打ったり、日本の打者よりシャープに打つじゃないかと思った」

 試合後の松田の感想だ。確かに欧州代表の名を掲げ、選手の国籍はオランダ、イタリアなど野球先進国とはいえない国ばかりだが、イメージにだまされてはいけない。

 米大リーグのスターだったジョーンズ(前楽天)、バレンティン(ヤクルト)を生んだ、中米カリブ海に浮かぶ『オランダ領キュラソー島』出身者が多く、米マイナー経験者が大半だ。3安打を放った同島出身の3番・スミスは、4回に藤浪の156キロ速球を軽々と右前に運んだ。

 ヤンセン監督は試合後、日本の報道陣から「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝2度の日本と接戦を演じたことは自信になるか?」と聞かれると、鼻で笑って「今の気持ちは最悪。勝ちにきているのだから悔しい」と言い切った。

 この日、欧州代表を激励に訪れたバレンティンは「このチームは本当のベストメンバーではない。ベテランは多いが、若い有望株は米国(MLBのキャンプ)にいる」と不気味なセリフを吐いた。

 2013年WBCでも、キュラソー島出身者中心のオランダ代表は4強入り。今秋のプレミア12、17年WBCへ向け、もはや世界に日本が楽勝できる相手などいないと思った方がいい。

 そんな中、収穫もあった。「直球も変化球もストライクゾーンを通るものにはすべてスイングするくらいの気持ちで臨むことが、国際大会の鉄則」(松田)。若い侍たちは、昨秋の日米野球に続いて経験を積み、おぼろげながら「鉄則」をつかみつつある。 (宮脇広久)

 

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