阪神 福留&西岡のかく乱作戦 “虫よけ”打法!? 投球のテンポ崩し、相手もムシできない

2015.04.21


西岡と福留がかく乱戦法を展開【拡大】

 阪神は巨人戦で3−5と競り負け、6カードぶりの勝ち越しを逃した。

 投手陣が粘り切れなかった。3−2の9回。抑えの呉昇桓が代打・高橋由と橋本の連打を浴び同点に追いつかれた。さらに延長11回、ベテランの安藤が小林に決勝の中前適時打を喫し万事休す。

 敗戦後、和田監督は「今日は呉で逃げ切る試合だった」と守護神のリリーフ失敗を嘆いた。6回にゴメスの2号2ランが飛び出したが、やはり打線は6安打とつながらず。連勝できない要因に「(好機で打者が)狙い球を絞れていない」と指摘した。

 とはいえ打線も奮闘した。福留、西岡のベテランコンビが、現状打破へ密かに動いていたのだ。

 この日の相手先発は、5日の同カードで2安打に抑えられプロ初完封を許したドラフト3位・高木勇(三菱重工名古屋)。新人のテンポの良い投球をかく乱するため、甲子園という屋外球場の地の利を生かし、飛び交う虫を追い払うようなしぐさを見せつつ、何度も打席を外したのだ。これが奏功したのか、西岡は3安打を放ち猛打賞をマーク。福留も3四球を選びチャンスメークした。

 このかく乱作戦、球界では試合のスピードアップ化が強く求められている中で敢行。それだけに2回に福留が打席を外した際には、巨人・川相ヘッドが丹波球審に「ちゃんと指導してほしい」と猛抗議。一方で「(高木勇に)ひと間を取ろうというのはあった」と舌を巻いていた。

 虎ナインたちの胸にも届いたようだ。「打撃陣が乗り切れないことに責任を感じた福留さんや西岡さんが、このカードの初戦から打席で投手を狂わす工夫を怠っていなかった」(某選手)。3回に上本が二盗を決めたのも「2人を見習い、打撃以外での貢献として、小林の配球の癖を完全に盗み成功させた」。

 ベテランたちの意気に感じて、チームにはさらなる奮起を期待したい。 (山戸英州)

 

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