全快 巨人・原監督 百戦錬磨の名指揮 広島・緒方監督はチグハグ

2015.04.23


全快なった原監督のタクトが光った【拡大】

 巨人は21日・広島戦(前橋)に6−3で勝利。2連勝で貯金を今季最多の「3」とし、首位獲りへ加速中だ。

 この日、インフルエンザで静養していた原辰徳監督(56)が復帰。文字通り全快のタクトを振るった。

 2回1死二、三塁、ギャンブルスタートをかけさせた三走・井端が遊ゴロの間に先制のホームを踏んだ。3回1死一、三塁でも二盗を仕掛け、二塁・菊池が捕球の際に態勢を崩すのを見逃さなかった三走・長野が生還。5回には3番・橋本に、カウント3−0から「待て」のサインを出さずお任せ。意気に感じた若武者が左中間への適時三塁打を決めた。

 効率よく得点を重ねた選手たちから、最高の快気祝いをもらった原監督は「いい復帰戦? それはありがとうございます。気持ちも新たにスタートを切った」と目尻を下げた。チームは首位ヤクルトまで0・5ゲーム差だ。

 敗れた広島は対照的なベンチワークだった。先発・大瀬良、2番手・九里ともに代え時が遅れて失点を重ねた。巨人先発・杉内が左手中指をつるアクシデントに乗じ、6回2死から3点を返しながらスクランブル登板の相手リリーフ陣をとらえきれず。2点を追う7回に先頭・丸が左前打で出塁すると、続く菊池に犠打を命じてアウトを1つ献上。相手セットアッパー・山口にひと息つかせてしまった。そして1死二塁で新外国人シアーホルツ(前レンジャーズ)が空振り三振。来日から2試合目の助っ人の凡退で、追撃ムードは霧消した。

 24年ぶりのリーグ優勝という大きな期待を背負って就任した緒方孝市新監督(46)は、早くも重圧に押しつぶされそうな状況だ。先週末から試合後の会見では一方的に所感を述べる方式になり、質疑応答には応じず。この日も「負けだからね。いろんな意味で反省してやるだけ」とひと息で語ると、報道陣の問いかけを振り切って球場を後にした。

 原監督の百戦錬磨ぶりが光るタクトと、緒方監督のチグハグ采配。開幕前の下馬評でトップ2を占めた両軍は、シーズン序盤から早くも明暗が分かれている。 (笹森倫)

 

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