西武、7年ぶりVへ問われるフロントの“本気度” 球団元幹部らゲキ

2015.04.29


田辺監督を支えるフロントの本気度が優勝へのカギを握る【拡大】

 昨季はリーグ5位と低迷した西武が、今季は好調だ。27日時点で22試合を消化し、貯金3で2位をキープ。2008年以来7年ぶりのリーグ優勝を狙える勢いにあるが、球団フロントには手厳しいゲキが飛んでいる。

 「今季は優勝を狙える。だが、昨年の大失敗をフロント陣が本気で教訓にしているかどうかだ。今年は全力で現場を支えるべきだ」

 常勝時代を支えた元球団幹部から、こんな激辛メッセージが送られている。

 現在のチームは、今季から就任した田辺徳雄監督(48)が好采配を振るっている。1年契約ながら「だからこそ思い切ってやれる」と独自色を展開。選手自身に管理を任せることで自覚を促す方針が奏功し、ナインは伸び伸びとグラウンドで走り回っている。

 そんなチームの現状に同幹部は「後はフロント陣の姿勢が本当に改まっているかどうか。この疑問は、強い時代を経験した西武OBたちにも共通している」という。08年の日本一を最後に優勝から遠ざかっている原因として、現場とフロントが一枚岩になれていないことを憂えているのだ。

 その顕著な例が、昨年の伊原監督の途中解任劇だ。開幕から低迷したチームに対し、指揮官はさまざまな手を講じてテコ入れしたが、一方のフロントは後方支援を行わなかった。リーグ本塁打王に輝いたメヒアを補強したが、これは監督解任後のことだった。

 「だから今年こそ『現場と一体になれ』と言いたい。今年は優勝できる戦力がある。フロント全員で監督を支援するべきだ」(同)

 首脳陣、選手、フロントの三位一体こそが優勝への条件だ。現場の力だけで優勝はできない。1年勝負の田辺監督を支えるフロントの“本気度”が、常勝軍団再建へのカギといえる。 (スポーツライター 梶原昌弥)

 

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