【迷走する怪物 松坂大輔密着レポート】今季中の1軍復帰断念へ 土台から作り直すことに専念

2015.06.10


松坂の状態は依然上向いてこない【拡大】

 ソフトバンクが右肩の不調のためファームで調整中の松坂大輔投手(34)に対し、今季中の1軍復帰を断念しリハビリに専念させる方針であることが8日、分かった。

 現在の松坂は福岡・西戸崎練習場でのリハビリ組の練習に参加しているが、状態は依然として上向かないままだ。これを憂慮した工藤監督と1、2軍首脳陣が、今後に向けた大きな決断を下したことが判明した。

 「(1軍の)前半戦終了まで松坂がペースアップすることはない。ブルペン入りもないと思う。じっくり時間をかけて作り直す。工藤監督も了承しています」(球団関係者)

 この決定は、5月24日のウエスタン・リーグ広島戦(中津)で登板回避したときに、松坂と2軍首脳陣らとの間で行われた協議でのもの。前半戦はブルペン投球を考えずに、もう一度、土台から作り直すことに専念することを確認。工藤監督にも報告され、松坂も球団が調整の主導権を握ることに同意している。

 中津での登板回避は調整を急ぎすぎたことが原因で、今後のブルペン投球では時間をかける必要があるという。それだけに前半戦をリハビリに専念すれば、本格的な投球開始は球宴後。調整が順調に進んでも2軍での実戦復帰は早くて8月中旬となりそうだ。

 この流れなら1軍復帰は9月にずれ込む見通しだが、その時点でチームが優勝争いの佳境にある場合、松坂の昇格は難しくなる。球団ではそれも見越して「こちらが練習ペースをセーブさせる」(同)。工藤監督も了承済みで、今季中の1軍復帰を断念することを前提にした措置である。

 もっか松坂は「ジレンマを抱えナーバスになっている」(球団関係者)という。工藤監督も認めているリハビリ専念の方針に、本人は納得できるのか。 (スポーツライター 梶原昌弥)

 

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