先発か中継ぎか…大瀬良の起用法に揺れる広島 首脳陣は両にらみ

2015.06.12


大瀬良が中継ぎデビューを果たしたが【拡大】

 広島は10日・西武戦(西武プリンスドーム)で、延長10回に新井の勝ち越し中前適時打、田中の満塁走者一掃の3点二塁打で勝ちきった。

 この日のポイントは昨季セ・リーグ新人王、大瀬良大地投手(23)の、プロ初のリリーフ登板だった。

 2点リードの7回、先発・野村の後を受け登場。MAX150キロの速球を中心に、この回は不運な内野安打2本で走者こそ背負ったが無失点で切り抜けた。

 だが2イニング目の8回、無死二塁で森が打ち上げた左翼線付近への飛球を鈴木誠が目測を誤り落球(記録は適時二塁打)。さらに捕逸などが絡み1死一、三塁から、代打・脇谷の右前適時打で同点。“中継ぎデビュー”は2回5安打2失点という内容に終わった。

 緒方監督は「アウトにできる打球を野手がミスして、大地にはしんどい登板にさせてしまった」とかばったが、大瀬良は「言葉が出てきません。(野村)祐輔さんの勝ち星を消してしまい申し訳ない」と肩を落とした。

 昨季10勝を挙げた右腕は、今季序盤に打線の援護に恵まれなかったこともあり1勝6敗と大きく負け越している。最近の3度の先発では、いずれも4失点以上で調子も下降し始めていた。

 そこで首脳陣は、昨季守護神ミコライオが楽天へ移籍し、セットアッパーとして大活躍した一岡も2軍調整中で崩壊状態にあるリリーフ陣へ配転。「リフレッシュが目的。基本的に残り少ない交流戦限定だが、うまくはまれば、そのままいくかもしれない」(畝投手コーチ)と両にらみだ。

 一方、広島OBは「前田は今季終了後にポスティングシステムでメジャー移籍、黒田も成績に関わらず今季限りで引退する意向との噂を耳にする。そうなれば、大瀬良は来季エースの座に君臨しなければならない」と指摘。期待の大きい人材だからこそ、首脳陣は残りのシーズンの起用法に頭を痛めることになる。 (宮脇広久)

 

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