交流戦がなくなる? セ上位チームにまた逆風…対立再燃の危機

2015.06.13


DeNAが大失速。セ側からの交流戦に対する異論が再燃しそうだ【拡大】

 24試合制から18試合制に減少された今季の交流戦で、セ・リーグのペナントレースの様相が一変した。2年かけてのホーム&ビジター3連戦システムのため来季までは現行のままだが、再び両リーグが真っ向対立する危機に陥っている。

 セのペナントレースに大旋風を巻き起こしていた横浜DeNAが急失速。巨人にも逆風が吹いている。逆に阪神、ヤクルトには追い風が吹き、窮地を脱している。

 昨年までの交流戦は24試合制で行われていたが、セ側は「交流戦の結果がリーグの順位に影響を及ぼすのは本末転倒だ。24試合では多すぎる。18試合制を飲めないのならば、撤廃する」と強硬姿勢を貫いていた。そのため現状維持を主張していたパ側も、今季からの18試合制への変更を渋々受け入れた。

 ところが、新システムでも今季のセのペナントの状況が激変した。対照的にパの3強、ソフトバンク、日本ハム、西武は交流戦になっても変わらず。しっかり貯金を稼ぎペナントレースへの影響は感じられない。

 そもそも交流戦は、2004年の球界再編騒動をへて誕生した。副産物ともいえるだけに「パ消滅の危機を救済するために受け入れた交流戦だが、もう役割は果たしただろう。廃止すべきだ。リーグ戦だけの方が集客を見込める」というのが、セ側の本音だ。

 確かに12球団1、2位の集客力を誇る巨人、阪神だけではない。カープ女子、黒田の“男気復帰”で広島人気は上昇中。DeNAも大躍進で観客動員が大幅アップ。好材料が揃ってきている。

 それだけに、さらなる試合減にとどまらず、存続の正否にまで波及する、交流戦を巡る両リーグの対立再燃は時間の問題だ。来季まで続く現行制度の水面下で、綱引きが激化するだろう。 (江尻良文)

 

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