高校野球東東京大会の準々決勝(23日、神宮)で関東一が明大中野を12−0(5回コールド)で下した。ナイジェリア人の父を持つドラフト候補、オコエ瑠偉外野手(3年)が「1番・中堅」で4打数3安打1打点。加えて2盗塁3得点の大活躍で打線をけん引した。
1回の第1打席に右中間三塁打を放って猛攻の口火を切ると、打者一巡後に右前適時打でこの回7点目を挙げた。「逆方向を意識して狙いどおりのバッティングができた。先頭で出塁することを意識しているので、果たせてうれしい」と笑顔のオコエ。
今大会15打数8安打で打率・533。絶好調のまま、小山台と帝京の勝者と争う準決勝(25日、神宮)に挑む。
23日に水戸市民球場で行われる予定だった茨城大会決勝、日立一−霞ケ浦は天候不良のため中止、24日に順延となった。