伝統の巨人4番が“ババ抜き”状態 亀井も重圧で打てない…原監督イライラ

2015.07.24


 4番で結果が出ていない巨人・亀井【拡大】

 打線に元気がない巨人。とくに4番の亀井善行外野手(32)は14日の横浜DeNA戦(横浜)の第3打席以降、22日の阪神戦(甲子園)まで18打席連続ノーヒット(1犠打を含む)だ。

 22日が57歳の誕生日だった原監督は「4番というのが重いようなら、かえてあげようとは思うけどね。何とか戦ってもらいたい。ウチの中では今、選ばれた人間。僕は選んだつもりだから」と語気を強めたが「少し重いのであるならば、代えるのも手ではあるかなと思ってます」と悩める胸中を吐露した。

 指揮官自身、現役時代は「巨人の4番」として活躍。川上、長嶋、王の大先輩たちに次ぐ球団史上4位の通算1066試合で務めただけに、自ら指名した“後継者たち”の不振ぶりには、じくじたるものがあるはず。

 今季の4番は阿部(19試合)、坂本(48試合)、中井(1試合)、大田(10試合)、亀井(11試合)の5人が務めたが、いまだ固まらない。亀井は好調ぶりを買われ7日・ヤクルト戦(東京ドーム)で「第84代」として“デビュー”。だが4番では39打数8安打、打率・205、0本塁打、2打点。他の打順の場合と比べ、極端に成績が落ちる。

 かといって、代役の人選も難しい。6月末から3番に定着し、ようやく打撃が復調傾向の坂本を4番に戻すのは、打線の流れからみてもリスクが伴う。阿部は7月に入ってから48打数6安打、打率・125と絶不調。7番が定位置になりつつある村田は現状では論外だろう。過去に経験のある長野も現在の打率は・242とパッとしない。伝統と歴史ある球団の4番は、“ババ抜き”状態に陥っている。

 「主力バッターが打たないとね、主力バッターが」といらだちを隠せない原監督。「おれのような4番が欲しい」と思っているのだろうか。 (宮脇広久)

 

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