【迷走する怪物 松坂大輔密着レポート】工藤監督「急ぐ必要ない」 完治するまで“放牧リハビリ”

2015.07.29


松坂大輔投手【拡大】

 ソフトバンク・松坂大輔投手(34)に対し、球団は右肩痛の完治まで本人主導の“放牧リハビリ”を許可していることが27日、分かった。

 右腕は24日から3日間、福岡・西戸崎練習場で練習したが、メニューは軽いキャッチボールのみ。“その先”には進めていない。27日には再び福岡を離れ、5日間の予定で県外の施設での治療に専念している。

 「肩(の治療)は難しい」と理解を示している工藤監督は、先ごろ「(治療最優先で)焦ったり急ぐ必要はない」と明言した。この指揮官の言葉を受けた球団は「今後は完治まで松坂に責任を持たせ、自分で状態を管理させ“自己完結”させる」(関係者)。完治まで“放牧”する方針を固めたのだ。

 6月初旬に、球団は主導でブルペン入りできる状態まで調整ペースを上げさせようと試みた。工藤監督もスタッフを通じて助言を与えアシストした。松坂は50メートルの距離での遠投を敢行したが、右肩の不調を訴え自ら急ブレーキ。以後は軽めのキャッチボールしか行わず停滞している。

 球団主導で好転しないのならば、いっそ完治まで自己責任でリハビリさせよう。球団はそう方針を固めたわけだ。「工藤監督も松坂に判断を任せている」(球団関係者)という。

 とはいえ、松坂には年俸4億円(推定)を支払っているだけに、球団にとっては大英断だろう。この窮余の“放牧”は、右腕を前進させられるのか。 (スポーツライター・梶原昌弥)

 

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