阪神 梅野再育成の是非 先発、中継ぎともに打ち込まれ大敗 機会生かせず 首位キープも司令塔後継者問題棚上げ

2015.08.19


和田監督は梅野を1軍で再育成することを決めたが【拡大】

 阪神は先発したメッセンジャーが今季最短の4回途中5失点KO。首位攻防第1ラウンドでチームに貢献できなかった。

 試合後の和田監督は「球自体は悪くない感じだが、制球が悪すぎて追い込んでからも甘かった」。戦前まで3戦2敗と苦手のマイコラスに1安打で完投勝ちされた打線にも「塁にも出られず、揺さぶりもかけられない。もう4回目(の対戦)。何とかしないとな」と唇をかんだ。

 指揮官は6回からスタメンマスクの藤井から、今季の正捕手候補だった梅野隆太郎捕手(24)に代えた。だが3番手・金田をリードしきれず。片岡の本塁打、3四球後の村田の2点二塁打で計3点を失った。

 期待の2年目はシーズン序盤は先発出場していたが、結果を出せず2度のファーム落ち。14日に3度目の1軍昇格となったが、15日・ヤクルト戦(神宮)でも8回から中継ぎ陣をリードしながら5点を献上していた。

 この日の試合後、梅野は「せっかくチャンスをもらっているのに、四球をあそこで出してはいけない。(2軍でも)意識してやっていたが、そこが課題です」と猛省。ある首脳陣も「キャッチングとか(成長すべきところは)たくさんある」と手厳しかった。

 この日までの捕手の出場試合数は藤井が54、鶴岡が46、梅野が38。チームは首位を走る一方で司令塔の後継者問題は棚上げの状態だ。それだけに守備やリード面での課題が多い梅野は2軍での修行で変身した姿をアピールしたいところ。首脳陣も試合の大勢に影響がない場面で起用するなど配慮している。

 だが「前回も今回も、結果が伴わない。それでも首脳陣は梅野を上で再育成すると決めたようだ。これも首位だからできるんだろうけどね」(球団OB)。

 ひと皮むけるためにもがいている梅野だが、結果を出せなかった頃と比べ、焦りより前向きさを感じるのが、せめてもの救いだ。 (山戸英州)

 

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