エンゼルス・ヒーニーがMLB第1号に “スポーツ選手の株式化”売る方買う方どちらが得か (1/2ページ)

2015.10.08


ヒーニーの力投が株の一般売買の対象になった(AP)【拡大】

 米国の投資会社「ファンテックス」が、エンゼルスのアンドリュー・ヒーニー投手(24)の選手としての価値を株式化し、一般売買の対象とすると発表しました。

 同社は一昨年、アメリカンフットボールNFLの選手の価値(選手として得られる収入=年俸、スポンサー収入など)の10%を、1株10ドル×100万株=1000万ドル(約12億円)で売り出し、これまでにNFL6選手の価値を株式化してきました。

 米大リーグ(MLB)では第1号となるヒーニーの場合、今後の収入の10%を所有できる権利を売り出し、その対価として334万ドル(約4億円)を得ました。

 一般の株式と同様、ヒーニーの年俸やスポンサー収入を合わせた報酬が増えれば、株主にはキャピタルゲインとインカムゲインが期待できます。もちろん、読者の皆さんも私も購入可能です。

 私は2つの感想を持ちました。1つは、さまざまな金融派生商品(デリバティブ)を生み出してきた米国のイノベーション力に改めて脱帽。もう1つは、世界的な金融緩和が生んだリスク・マネーのだぶつきが末期に入ったのかな、と。

 株主がヒーニーへの投資を回収するには、彼の選手としての生涯収入が3340万ドル(約40億円)を超えなければなりません。

 2012年にマーリンズからドラフト1巡目指名を受けて入団した左腕で、今年6月から先発に定着。将来が楽しみな投手であることは間違いありませんが、現在の報酬はMLB最低年俸の60万ドル(約7200万円)。大金獲得までの道のりは遠く、長いのです。

 

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