夕刊フジ評論家・OB安田氏伝授 燕が鷹蹴落とすには 初戦の内容が重要

2015.10.20


真中監督は強敵ソフトバンクに対し、どう挑むのか【拡大】

 14年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしクライマックスシリーズ(CS)でも巨人を撃破したヤクルト。だが24日開幕の日本シリーズで待ち構えるソフトバンクの壁は、とてつもなく高く、厚い。

 同じ公式戦リーグ優勝チームといっても、ソフトバンクが90勝49敗4分けで驚異の“貯金41”。対して、ヤクルトは76勝65敗2分けで“貯金11”。交流戦ではソフトバンクが優勝、ヤクルトは12球団中8位。直接対決3連戦も1勝2敗で負け越した。燕軍団の日本一を予想する人が少ないのも、無理はない。

 とはいえ、過去には番狂わせの例がある。ヤクルトが球団創設初のリーグ優勝を達成した1978年がそうだ。日本シリーズの相手、阪急は前年の77年まで日本シリーズ3連覇、圧倒的な強さを誇っていた。

 その日本シリーズで開幕投手を務めた夕刊フジ評論家・安田猛氏は「開幕前に捕手の大矢と『おれたち1勝できるかなあ…』と語り合った」と振り返る。ところが、4勝3敗で阪急を破り、球団初の日本一に輝いたのだ。

 安田氏は「第1戦は僕が3点リードの8回に逆転を食らい5−6で惜敗した。が、9回の攻撃でも2死満塁と相手のエース・山田(久志)を追い詰めた。ナインは結構いけるじゃないかと自信を持った。圧倒的に強い相手に対しては、初戦の内容が非常に大事」と指摘する。

 また「ソフトバンクが日本一になる可能性は90%だと思う。しかしヤクルトナインも、そういう気持ちで戦えばいい。逆に相手は下馬評の高いことが重圧になり、焦りになるかもしれない」。

 ナインも、巨人を破ったCSにさえ“ダメ元”精神で臨み功を奏した。主砲・畠山は開幕前「とにかくリーグ優勝を目指し、それさえ達成できればCSで負けようが構わない気持ちで長いシーズンを精いっぱい戦った。もちろん勝ちたいが、固くならず楽しみたい」と心境を明かしていた。

 日本シリーズで、両軍指揮官による監督会議は対戦直前に行われるが、席上で真中監督は相手の工藤監督から予告先発を提案されても応じない意向をみせた。「ウチには左腕の石川がいるが、相手の先発要員は右腕だけ」でメリットは相手にしかない。冷静に勝機をうかがう構えだ。 (宮脇広久)

 

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