ソフトバンクはなぜこんなに強いのか 柳田、千賀を生んだ3軍での実戦経験 (1/2ページ)

2015.10.31


工藤監督と孫オーナー(右)は樽酒を頭から浴びて大ハシャギ【拡大】

 日本シリーズを連覇したソフトバンクは、なぜこんなに強いのか。昨季まで10年間、球団役員としてチームの編成部門を担当した夕刊フジコラムニストで江戸川大学教授の小林至氏(47)が秘密を明かした。

 ──ソフトバンクは2011年、小林さんを中心に3軍を立ち上げた

 「2軍では試合数が十分ではありません。例えば先発投手。3−4人はいざというとき1軍に上がれる中堅、ベテランになりますから、若手の教育のために使える枠は多くて3つ、チーム事情によっては1つになる。よほどドラフト上位入団で英才教育されるような選手でないと、若手には出番が回ってこない。せっかく能力があっても、高いレベルで実戦経験を積まないと伸びません」

 《日本のプロ球団は1、2軍で構成されるが、ソフトバンクはいち早く3軍を設置。独立リーグ、社会人などのチームと年間70−80試合を行い実戦経験を積む。指導者も監督を筆頭に9人いる。

 また各球団の選手は上限70人の「支配下登録選手」、1軍戦出場資格のない「育成選手」に分かれるが、ソフトバンクの育成選手数は今春キャンプイン時点で12球団断トツの23人。2番目の巨人は14人で日本ハムは0。豊富な人材が戦力に厚みを加え、12球団最強に結実している》

 ──150キロ超の速球とフォークを武器に、中継ぎで活躍中の千賀滉大投手(22)も3軍で経験を積み、不動の3番・柳田悠岐外野手(27)も出場している

 「10年の育成ドラフトでは4位の千賀を含め6人を指名しましたが、11年から3軍を立ち上げる前提がなければ獲得していない。体力不足だったりするけれど、時間をかけて磨けば光る人材は結構いるのです」

 

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