ソフトバンク強さの秘密 孫オーナーは本気で「世界一」狙っている

★特別版

2015.11.01


孫オーナーは神宮のスタンドでメガホンを手に熱烈応援していた【拡大】

 圧倒的な力でパ・リーグ&日本シリーズ2連覇を達成したソフトバンク。最強軍団は孫正義オーナー(58)の「目指せ世界一」という大号令で進化を続けている。昨年まで10年間、球団役員としてチーム編成に携わった夕刊フジコラムニストで江戸川大学教授の小林至氏(47)が球団の運営哲学を明かした。

 −−孫オーナーは「日本一ではない。世界一を目指せ」という方針

 「親会社ソフトバンクグループがグローバルな企業ですから。球団も2005年の買収当時から目指せ世界一でした」

 −−孫オーナーは米大リーグのトップ選手獲得を本気で考えている

 「日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)のチャンピオンで真の世界一決定戦をしよう、興行リスクはソフトバンクで負うからと、ニューヨークのMLB本部にオーナーと私で乗り込んだこともありました。それくらい本気です」

 「世界一の球団には世界一の選手が必要ということで、MLBのスーパースターを獲得するよう指示が継続的に出ています。必要な対価は惜しまないから本気で誠意をもって打診、交渉せよと。現時点での実現性が低いから優先順位を下げることは許されません」

 −−そんな中、松坂大輔投手を3年総額12億円(推定)で獲得したが、今季は右肩痛で登板なし

 「投手は野手と違い、レギュラーを1人取れば1人が仕事を失うというポジションではありません。ましてや、野球史に残るスーパースター、松坂ですからね。彼の存在が野球に取り組む姿勢を含め、他の選手に好影響を与える可能性は大きいと思います。松坂のようなスターが日本球界に復帰するならホークスと考えてもらえるような球団でなければなりません。目指せ世界一ですから」

 −−松坂が在籍することで球団の“ブランド力”も上がった

 「ソフトバンクの観客動員数は、福岡という地方都市を市場にしながら、毎年巨人、阪神に次いで12球団中3位。この20年、世界と地域の2本立てでプロ野球ルネサンスを興し、他球団に影響を及ぼしました。しかし取り上げられるのは後発の取り組みばかりで、一同がっかりしていました。女性を呼び込む営業戦術も、特製レプリカユニホームを使ったプロモーションも、ホークスが発祥です」 (江戸川大学教授・小林至)

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 はがきに名前(ペンネームでも可)、年齢、職業を書き、〒100−8160 夕刊フジ運動部「教えて小林至教授」係まで。

 

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