市場規模1兆7850億円「FS」の将来性 縁もないファンも取り込む (1/2ページ)

2016.01.07

小林至氏
小林至氏【拡大】

 欧米プロスポーツの快進撃が続いています。米大リーグ(MLB)の2015年度の売り上げが13年連続で増収、100億ドル(約1兆1900億円)の大台が近づいてきたと報道がありました。サッカーの英プレミアリーグの放送権料が1試合平均30億円を突破。横浜ゴムが年平均74億円(×5年)でチェルシーの胸スポンサー権を買ったとか、EU経済の不振をものともしない話が続いています。

 日本はプロ野球、Jリーグにしても後れを取ったといわざるをえない。もっとも、わが国は米国のように放送権料や税金が流れてくるような市場環境にはない。

 ならば何かないのかというところで、ファンタジー・スポーツ(FS)です。実在の選手を用いてファンタジー(架空)のチームを編成、実際のシーズンにおける各選手の成績をポイント化して総合点を競うシミュレーションゲームのこと。

 参加料を払い、選手の入れ替えやトレードのたびにコストが発生。成績優秀者は賞金を手にするのが標準的な形態です。当初は“スポーツ統計オタク”が仲間内で行っていましたが、インターネット時代を迎えた1990年代後半から一般に広まり、フォーブス誌によれば、いまや競技人口は3200万人、市場規模は150億ドル(約1兆7850億円)という一大市場を形成しています。

 FSで好成績を収めるには対象競技に精通する必要があります。そのため参加者はスポーツ団体、チーム、テレビ局などメディアにとっても超優良顧客となります。

 

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