東都ドタバタ劇 1、2部リーグ“統合案”白紙に…連盟関係者「メリット少ない」

2016.01.15


東都大学野球リーグの1、2部統合案は白紙となった【拡大】

 東都大学野球連盟は14日、都内で理事会を開催し、昨夏から議論してきた1、2部リーグの統合を今春リーグ戦では見送り、1部6校、2部6校の現行形式で行うことを決めた。

 統合案は神宮球場での試合開催を希望する2部リーグ所属の大学などが主張していた。だが東洋大・高橋昭雄監督は「春には間に合わない。ただ試合をやればいいってもんじゃない。はじめは2部の学校を救済しようという単純な考えから出たんだけどね」と明かす。

 問題の発端は、2部がメーン会場としていた神宮第2球場で場外に飛び出るファウルボールが問題視され、一昨年春から使用できなくなったこと。そのため、各校のグラウンドで土・日に開催し、ホーム&ビジター方式で試合を行ってきた。

 ところが観客席がないなど環境面の問題がある上に、各校を移動して試合を行うために注目度も低下。そのため「統合で神宮での試合を増やして観客増につなげたい」と救済を求める声が浮上。チケット売り上げによる収入増の思惑も後押ししていた。

 だが神宮では東都のほかプロ、東京六大学、高校などの試合が行われるため、現状でも許容ギリギリの状況。「統合したところで東京近郊の他球場で試合を行う必要がある。統合のメリットは少ない」と連盟関係者。理事会に先立って行われた評議委員会では反対意見が大きかったという。

 統合案は今秋以降への継続審議となり、1、2部が神宮を併用することも検討されるが、プロと大学で併用されている以上、使用状況が改善される見込みはゼロに近い。今回の決定は事実上の白紙撤回といえそうだ。 (片岡将)

 

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