阪神・金本監督 西岡イジリの狙いは“一石二鳥” ベテラン奮起と上本&大和の成長

2016.02.09

西岡が特守で奮闘。見守った金本監督へのアピールに成功だ
西岡が特守で奮闘。見守った金本監督へのアピールに成功だ【拡大】

 阪神・西岡剛内野手(31)が8日、沖縄・宜野座キャンプで初の特守に臨んだ。

 金本監督が見守るサブグラウンドで、鳥谷と二遊間を結成。久慈内野守備走塁コーチのノックで西岡が139本、鳥谷が132本。約40分にわたった練習を、2人そろって10球連続ノーミスで締めた。

 「シーズン開幕直後と夏場に、どれだけ粘れるか。ケガがなければ今年はやれると思う」

 昨季は右ひじ内側側副靱帯を損傷。わずか50試合の出場に終わった。完全復帰を目指す今季は、定位置の二塁で大和、上本との競争に臨む。だが2人と比べて“アピール術”は一枚上手。この日も「(金本監督から)常に監視されている状態。(二塁争いは)興味深く、楽しんでいる」と冗舌だった。

 金本監督も「彼は手抜きの神様。一番頑張ってますポーズは素晴らしい。おそらく日本一!」とイジったが「彼にはキャンプをケガなく乗り切る目標がある。うまく見て見ぬふりをしてやらないとね」と気遣った。

 その指揮官は西岡に対し、今キャンプ次第で「ダメなら外野に転向」と通告している。早ければ序盤にも決断が下るとの見方もあったが、風向きは変わりつつある。

 ある首脳陣は「監督にとって西岡が候補の2人と違うのは、自身が気にかけることがモチベーションを最大限に引き出すと感じていること。イジってやるのも愛情の1つだよ」。

 昨春キャンプでも西岡は上本と二塁を争ったが、勝負する前に三塁へ“異動”させられた経緯がある。今春は指揮官がプライドを考慮した上で競争に参加させている格好だが、球団OBは「言葉でのアピールが苦手な他の2人にも奮起を促す狙いがあるのだろう」とみる。

 鉄人監督の“イジリ指導”が生み出す結果が楽しみだ。 (山戸英州)

 

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