大騒ぎになったWソックス主力の「息子同伴」問題 支持と不支持で真っ二つ

2016.03.25

アダム・ラローシュ内野手(AP)
アダム・ラローシュ内野手(AP)【拡大】

 読者の皆さんの職場では、どれくらい子供同伴の勤務が認められているのか? そんなことを考えさせられる騒動が、開幕直前のホワイトソックスで起きた。

 「この決断は揺るがない」と3月15日に突然の引退を表明したのが、通算255本塁打を放っている左打ちのスラッガー、アダム・ラローシュ内野手(36)。春季キャンプに参加していたが、年俸1300万ドル(約15億円)を得ずにユニホームを脱ぐ決断を下した。その理由が子供の待遇とあって大騒ぎになった。

 日本プロ野球と違い、大リーグではメディアや、選手の息子のクラブハウスへの入室が認められている(裸で歩き回る選手もいるので、妻や娘は原則禁止)。ラローシュは昨季、14歳の長男・ドレイク君のロッカーまで用意させ、120試合前後も出入りさせていた。

 しかし、昨季は打率・207、12本塁打、44打点と期待外れに終わったことから、ケン・ウィリアムズ上級副社長がドレイク君の出入りを減らすよう要望。これに反発して、引退を決断したという。

 ラローシュの父・デーブは、1970年代にエンゼルスで抑えを務めていた。「幼い頃に父と一緒に長く過ごせたから、この世界に入れた」と話したこともある。

 これを機にウィリアムズ上級副社長と左腕エースのセール投手の対立まで表面化。ラローシュを支持するために、一時はオープン戦のボイコットまで危惧された。

 逆にチーム内にはラローシュに反発する選手もいるそうだ。業績はさっぱりなのに職場で子供と遊ばれてばかりでは困る−。数字を残さないと要求が通らないのは、どこの世界でも変わらない。 (サンケイスポーツ一般スポーツ担当部長、田代学)

 

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