ソフトB・柳田を目覚めさせた恩師の金言

2016.04.01

開幕から5試合目で飛び出した待望の一発に、柳田の顔がほころんだ
開幕から5試合目で飛び出した待望の一発に、柳田の顔がほころんだ【拡大】

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)が、3月30日の西武戦(ヤフオクドーム)でようやく今季1号。野上の甘いスライダーを左翼席へ運び、今季5試合目で待望の一発を放った。

 「もう無心で打ちました。今季1号はメッチャ興奮しましたね」

 今季は40本塁打&40盗塁を目標に掲げるスラッガーは、この試合まで本塁打と打点はゼロ。好調への波をつかまえられずにいた。試合前のフリー打撃で、テレビ中継の解説のため来場していた前監督の秋山幸二氏に「去年と比べて今年は甘い球が全然来ないス」と本音を漏らした。

 恩師からは数少ない甘い球を待ち切れず、スイング自体も中途半端になっていると指摘された。自分でも自覚していたことだが、改めて金言を胸に刻み、第1打席での甘い球を逃さなかった。

 チームは開幕戦から苦しんでいる。昨季に31本塁打、98打点をマークした李大浩が米マリナーズへ移籍。12球団でも屈指の選手層を誇るだけに、“穴”は大きくないと思われたが、打線につながりを欠くシーンがみられた。

 それだけに周囲は「李大浩が抜けた穴が大きい分、柳田に掛かる比重は重くなる」(球団関係者)と期待する。そんな重圧はもちろんのこと、昨季はトリプルスリーを達成しているだけに、相手投手の攻めが厳しくなるのは当然だ。だが、これを乗り越えない限り、日本球界初の“フォーティーフォーティー”は達成できない。真価が問われている。

 「甘い球を一発で仕留められるようにしたい。(昨年11月に手術を受けた)右ひじは大丈夫。後は技術だと思っている」。この日の初めの一歩から大記録へ飛躍してほしい。 (スポーツライター・梶原昌弥)

 

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